今回は実際にAmazon出品アカウント停止から復活した方法を解説します。
アカウント停止になってしまうとどうなるのか、停止しないために注意した方が良い点などを経験も含めて説明していこうと思います。
アカウント停止になったらどうなるのか?
アマゾンで販売している時にアカウント停止になれば、どのようになるのかということ疑問に思っている方も多いと思います。
そのような疑問を今から解説していきたいと思います。
1,売上金の保留
まずアカウント停止になれば売上金が振り込まれなくなります。
これはアカウントの停止が解除されれば通常通り振込されるようになりますが、
アカウントが閉鎖されれば90日間売り上げが振込されなくなってしまいます。
売上金の振込の停止は物販をしている人は資金繰りが大変になってしまうと思います。
そのようにならないためにもアカウント停止にならない方法をのちほど解説していきます。
2,販売の停止
アカウント停止になれば今販売している商品の販売が停止されてしまいます。
販売が再開されるのはアカウントの停止の解除が必要になります。
商品の販売が停止されてしまうのは運営目線で考えると非常に痛いですよね。
停止にならないために注意する点。
アカウント停止にならないためには停止になる原因を理解する必要があります。
では停止になる原因は大きく分けて以下の2つです。
1,Amazonの規約違反
規約違反にはどのようなものがあるかというと『偽物の販売』、『レビューの操作』、『複数アカウントの運営』、『知的財産権の侵害』なとがあります。
『偽物の販売』は文字どおり偽物の商品を販売している場合です。
しかし中には偽物のと知らず販売している場合もありますがこれも規約違反になりますので、仕入れには注意をはらう必要があります。
『レビューの操作』は自分の商品の評価を上げるために自分で商品を購入してサクラレビューを書いたりする行為です。
『複数アカウントの運営』はアマゾンの出品アカウントを複数持ち運営することです。
『知的財産権の侵害』はよくヘルス&ビューティーというジャンルで、サプリや化粧品を販売している場合にあるのですが、メーカーと代理店契約しないといけない商品を販売や、定価より安くで販売していると、メーカーから出品停止や定価販売の要求があるのですがそれを無視して販売することです。
知的財産権の侵害についてはこちらに詳しく書いてありますのお読みください。
2,アカウントの顧客満足度の低下
これはいくつかの観点からアカウントの運営が健在になされているかということが評価されているのですが、その健全度が低くなってしまえばアカウントが停止になると言うことです。
ではどのような要因があるのか解説していこうと思います。
キャンセル指数
キャンセル指数とは出品者の都合でキャンセルしてしまう場合の割合です。
FBAの場合は気にすることはありませんが、自社発送の場合は在庫がないのに販売してしまっていないかは注意しましょう。
出荷遅延率
出荷遅延率は自社発送の場合に発送日より遅れてしまう率が高くなってしまうと良くないということです。
注文不良率
注文された商品が不良品などでキャンセルされたりしてアカウントの評価が悪くなる場合はアカウント停止になる可能性があるということです。
悪い評価がアカウントについた場合は評価を消すことが可能なので消すことをお勧めします。
質問に対する回答時間の遅延
アカウントに質問がくる場合がありますが24時間を超えて回答しなかったりするとあまり酷すぎるとアカウント停止になります。
毎日みて質問が来たら回答することにしましょう。
停止になった状態からの復活劇。
では実際に僕の友人がアカウント停止になってからの復活劇を紹介したいと思います。
アカウント停止の通告
このような形でメールが来ました。
アカウント停止理由は『注文不良率』でした。
そしてこれが実際に来たメールになります。
改善計画を送信後のアマゾンの返答
今回は注文不良率もあり、『今後注意するので停止を解除してください。』と送信したら、返信はダメということでした。
理由は具体的な改善点がないということです。
このように改善計画を送る際は具体的に問題となったことが次回以降起こらないようにする必要があります。
アカウント停止からの復活
今回の問題は『自社発送時の発送の遅延』にありました。
なのでFBAを利用すればそういった問題は起こらないので、今後はFBAを利用するという趣旨の改善計画を送ったところ無事アカウントが復活しました。
まとめ
アカウント停止になってからの復活劇を紹介しましたが、大事なのはアカウント停止にならないように健全にアカウント運営を行うことです。
今回アカウント停止になる原因を意識しながらアカウント運営を行っていってください。
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