Amazonの売上金の振り込みについて解説。振り込み日を早くする裏技とは?

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アマゾンで売り上げたお金は、もちろんそのままでは使うことができません。

 

お金は自分の口座に振り込んでもらってはじめて活用することが可能です。

 

しかしながら、アマゾンの売上金の振り込みに関してはいくつか癖があり、きちんと仕様を把握していなければ問題が起きてしまう可能性があります。

 

そこでここではアマゾンにおける売上金の振り込みについてまとめていきましょう。

 

加えて、アマゾンの売上金の振り込みサイクルをはやくすることができる「裏技」についても紹介します。

 

資金繰りのためにとにかく少しでもはやくアマゾンの振り込みサイクルをはやめたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

アマゾンの入金の基本について

 

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アマゾンには、放っておいても自動で登録された口座に売上金を振り込んでくれる機能があります。

 

そのサイクルは二週間ごとです。

 

基本的にはクレジットカード登録日から二週間ごとに振り込まれます。

 

例えば、1月1日にクレジットカードを登録し、1月15日以内にまで商品が売れれば1月15日に振り込まれるという仕組みです。

 

同様に、1月15日以降1月29日以前に商品が売れれば、1月29日に残りの金額が振り込まれます。

 

このように、アマゾンにおける振り込みの基本は2週間ごとの振り込みです。

 

ただし、このときに注意したいのがアマゾンに登録した当初は「全額が振り込まれるわけではない」という点でしょう。

 

どういうことかといいますと、アマゾンに大口出品者登録をした最初の振り込みは、売上金のすべてが振り込まれないのです。

 

これは「引当金」と呼ばれ、返品や発送事故等があった場合に払われるものになっています。

 

最初の週では、おおよそ5割が引当金として差し引かれるようです。

 

もちろんこの引き当て金は没収されるわけではなく、一時的に留保されるだけなので安心しましょう。

 

留保された引き当て金は、次の振り込み日、つまり2週間後に振り込まれます。

 

具体的に、前述した1月1日にアカウントの登録とクレジットカードの登録をしたことを例にしましょう。

 

このとき、1月14日まで5万円を売り上げたとします。

 

しかしながら、1月15日に振り込まれる金額はその半額の2万5千円です。

 

次の振り込みは1月29日ですが、このとき同様に5万円を売り上げたとすると、1月14日までの引き当て金2万5千円と、1月15日~1月29日までの売上金の半額である2万5千円、合計5万円が振り込まれます。

 

また、この際の引当金は2月13日に振り込まれるので安心してください。

 

以上が、アマゾンにおける入金関連の基本です。

 

このように、ふつうはアマゾンにお金を振り込んでもらうためには2週間待機するしかありません。

 

ただ、物販をネットビジネスにしていると、クレジットカードの支払いをはじめ、どうしてもお金が欲しいというときがあると思います。

 

そうでなくとも、資金繰りのためにはお金が手元にあるに越したことはないでしょう。

 

よっておすすめしたいのが、以下の方法です。

 

アマゾンの入金をはやくする裏技!

 

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アマゾンの入金をはやくするのは、それほど難しいことではありません。

 

というのも、アマゾンに入金を依頼できる制度ができているので、インターネット上で手続きを行うことで入金してもらうことができるのです。

 

方法は簡単で、まずはセラーセントラルにログインします。

 

ログインすると、「決済情報」の欄に「残高」が表示されているのがわかるのではないでしょうか。

 

この表示されている残高金額をクリックすると、次回に支払い手続きが開始される日時が表示されます。

 

この下に、「振り込みをリクエスト」と書かれたボタンが把握できるでしょう。

 

これをクリックしてください。

 

すると画面が切り替わるので、「今すぐ振り込む」をクリックしましょう。

 

これでただちに手続きが開始され、今現在の金額が振り込まれます。

 

ただし、ここで表示されている金額はあくまでも引当金が引かれていない状態の金額なので、実際に振り込まれる金額とは異なる場合があるということに注意してください。

 

なお、振り込みが開始されるのは平均で3営業日が必要です。

 

アマゾンは土日休みなので、木曜日に依頼した場合は振り込みが火曜日になってしまうことに注意してください。

 

以上の手順が、アマゾンの振り込みを素早くする裏技です。

 

1日に1回しか振り込み申請を行うことができませんが、申請さえしてしまえば引き当て金を除いてすぐに振り込まれるので、資金繰りを潤沢にしたいという方ははぜひ申請しましょう。

 

しかしながら、振り込みボタンがなぜかないという人もいます。

 

前述したように、振り込みボタンがなければ振り込み申請を行うことができません。

 

これは、昔からアマゾンを利用していた人に見られる現象だそうです。

 

人によっては昔から利用していたのにも関わらず振り込みボタンがあるようなのですが、この原因ははっきりしていません。

 

しかしながら、簡単に振り込みボタンを出現させる方法があります。

 

振り込みボタンを出現させる方法!

 

振り込みボタンを出現させるためには、アカウントを再登録しましょう。

 

一度アカウントを退会したあとに再度登録するだけです。

 

ただし、アカウントを退会する際にはFBA倉庫のものをすべて引き払い、取引をすべて完了させる必要があります。

 

大量の取引をしている場合、倉庫から引き払うのはかなりお金が必要になってしまいますし、場合によっては資金繰り以上のリスクを被る可能性があるでしょう。

 

アカウント再登録を考慮に入れる場合は、リスクリターンを考慮して、リターンが高いと思う場合にのみ行いましょう。

 

アマゾンの振り込みに関するまとめ

 

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アマゾンの入金、出金手続きについてまとめました。

 

上述した「振り込み申請ボタン」ですが、どうやら2016年9月以降に大口出品者登録をした人には必ずついているようです。

 

それ以前に登録した人に関して振り込み申請ボタンがない可能性があります。

 

その場合、アマゾン公式に問い合わせても改めて振り込み申請ボタンをつけることは無理なようです。

 

ただし、アカウントの再登録をすれば振り込みボタンを出現させることができます。

 

何をするにしても、必ずリスクリターンを考えましょう。

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