甘いお菓子は、世代を問わずに人気の高い商品です。
そして、人気の高いの商品はいつの時代でも商機の対象となりえます。
しかしながら、チョコレートに関してはFBA納品に制限がついていたこともあり、「誰でも手軽に」というわけにはいきませんでした。
ところが、アマゾンのルール改定によりそれが変わり、要件さえ満たせば誰でもFBA納品を利用することができるようになったのです。
チョコレートは女性や子どもに高い人気を誇っており、特にバレンタインデーやクリスマスといったイベント前後には、ぜひ販売しておきたい商品のひとつだといえます。
ここでは、そんなチョコレートのFBA納品の方法についてまとめていきましょう。
チョコレートのFBA納品の流れについて
チョコレートをFBA納品する際には、事前に申請が必要です。
申請先は、通常通り食品で構いません。
「食品販売」のカテゴリー申請を通過しなければ、チョコレートをはじめ、食品を販売することは不可能です。
よって、まずは「カテゴリー申請」の記事を参考にしながら、食品のカテゴリー申請を通過しましょう。
無事に通過できたら、今度はチョコレート自体の販売申請をアマゾンに行う必要があります。
以下の申請フォームから、チョコレート販売の申請をアマゾンに送りましょう。
必要事項についてはそれぞれ販売しようとしているチョコレートのものを参考にしながら記入してください。
無事に販売申請が通過できたら、あとはFBA納品を行うだけです。
通常通り商品ラベルを貼り付け、集荷業者に依頼しましょう。
なお、食品に共通することですが、チョコレートは賞味期限があるので、「要期限管理商品」のラベルを段ボールに貼り付けてください。
このラベルは、アマゾンのセラーセントラルからダウンロードすることが可能です。
自宅やコンビニのプリンターを使って印刷、きちんと段ボールに貼り付けましょう。
あとはいつも通りセラーセントラルからFBA納品を確認するだけです。
通常の商品と同様に出品を行ったら、売れるのを待ちましょう。
このように、チョコレートをFBA納品することは、基本的には通常の商品とそれほど変わりません。
しかしながら、チョコレートはその商品の性質上、どうしても考えなければいけないことがいくつかあるので、
下記に、チョコレートを販売する際に注意事項についてまとめていきたいと思います。
チョコレートをFBA納品する際の注意事項
まず、チョコレートを販売する時期に気を付けましょう。
周知のとおり、チョコレートは高い温度下においては簡単に溶けてしまいます。
よって、温度が高くなる季節では、チョコレートはFBA納品することができません。
具体的には、10月10日~3月31日の期間中にのみ販売することが可能です。
それ以降はFBA納品をすることも保管をすることもできなくなるので、
チョコレートを倉庫に保管する際は必ず気を付けておきましょう。
ちなみに、もし4月1日時点でFBAにチョコレートが残っている場合は、すべて自動的に破棄されてしまいます。
万が一それまでにチョコレートが売り切っているようならば、すぐにFBAから返送してもらいましょう。
続けて、販売しようとするチョコレートの種類にも気を付けてください。
具体的には、生チョコはFBA納品を行うことができません。
というのも、生チョコは常温であっても溶けてしまうからです。
他にも、常温で融解してしまうチョコレートはFBA納品ができないので注意しましょう。
FBA倉庫では常温保管が普通なので、チョコレートの種類を選ぶときは、常温で溶けないものを選ばなければいけません。
もしその商品が溶けるかどうかわからないというときは、試しに一個購入してみて、1日直射日光の届かない常温で置いて大丈夫かどうかを確認しましょう。
チョコレートを販売する利点について
なぜわざわざチョコレートを、と思う方もいらっしゃると思います。
チョコレートならばスーパーなどで購入することができますし、わざわざアマゾンで売るほどのものではない、そう思う方は確かにその通りだからです。
しかしながら、チョコレートをアマゾンで販売することは、大変大きな利益になる可能性があります。
例えば、地域限定のチョコレートや、通常の量販店で売っていないチョコレートは、大変高い需要が生まれるのです。
特にバレンタインデーやクリスマスなど、チョコレートを人に贈る時期は非常に多くの販売が見込めます。
この時期は、もちろん通常のチョコレートとして贈り物を済ませる人もいますが、人によってはしっかりとしたものを送りたいという気持ちを持っている人もいるからです。
特にそれなりに高額なチョコレート、珍しいチョコレートはこの時期の需要が大変高くなっています。
というのも、前述したような「よいものを贈りたい」という心理以外にも、「特別なものを贈りたい」という心理も働くからです。
バレンタインデーであれば本命の男性に素敵なものを贈りたいという女性もいるでしょうし、義理チョコであっても、「ほかの人よりもよいものを配りたい」という願望を抱えている人もいます。
クリスマスであれば、少し高級なチョコレートをケーキと一緒に食べたいという人もいるのです。
チョコレートはこのように時事的なイベントが売り上げに大きく関わるだけではなく、もうひとつ、販売しているライバルが少ないという点も大きな利点だといえます。
というのも、チョコレートは前述したように販売申請を行わなければならなかったりするので、「敷居の高い」イメージがあるからです。
これらの理由が重なり、チョコレートは大変大きな販売利益を生む可能性を秘めています。
まとめ
チョコレートを販売する方法は難しくありません。
アマゾンのセラーセントラルから販売許可を得たら、あとは通常通りFBA納品をするだけです。
販売時期と商品のラベルにさえ注意すれば、チョコレートを自由に販売することができます。
チョコレートを商材とする理由は前述した通りで、いわば一種のブルーオーシャンだといえるでしょう。
ぜひ、上述した方法を参考にして、チョコレートを商材にしてみてくださいね。
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