「ヘルビ」とは、「ヘルス&ビューティー」の略称で、かつてアマゾンのカテゴリの一端として存在していました。
女性用化粧品や薬品がこのカテゴリに該当しています。
ヘルビせどりは、大変利益の大きいせどりです。
大量入荷・大量販売が可能なので、色々な人がヘルビせどりを実践しています。
しかしながら、ヘルビはその商品の特異性から、悩んでいる人も多いようです。
というのも、通常の商品と比較すると仕入先に困ったり、
また、ヘルビせどり独自のルールがあったりするからです。
そこで、ここではヘルビせどりの仕入先と、アマゾンでヘルビせどりをする際に必要なカテゴリー申請の方法についてまとめていきたいと思います。
ヘルビせどりの仕入先とは
いざヘルビせどりをしようとしたとき、最も悩むのは仕入先ではないでしょうか。
選択肢はいくつかありますが、せどりで利益を出そうとすると悩むことも少なくありません。
そこで、ここではいくつかある選択肢のうち、
特に利益が出やすく、それでいて代表的なものについて解説していきたいと思います。
ドラッグストア
ヘルビせどりをする上で、もっとも一般的な仕入先です。
何よりも大きなメリットとして、「商品の幅が広い」という点が挙げられます。
プロの方が仕入れを行っているので、大人気商品からそれほど人気のない商品まで、様々な商品を取り扱っているのです。
加えて、薬品法などで一般の流通経路では輸送がしづらい商品が手に入る可能性があるという点も大きなメリットといえるでしょう。
ただし一方で、値段が高くなりやすいという欠点もあります。
値段をつけるのもプロなので、そうそう安くはならないのです。
また、薬品は大量購入しづらい点もデメリットです。
ただし、セール中など、安く大量に購入できることもあります。
よって、ドラッグストアで仕入れを行うときはセール中など、商品が安くなっているタイミングを狙うといいでしょう。
ヤフオク
意外に感じるかもしれませんが、ヤフオクはヘルビせどりの仕入れにも使うことが可能です。
利益の出る値段で順番に入札していけば、大量に購入ができるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、不用品の処分を目的として非常に安い値段で出品している人がいる可能性がある点もメリットです。
一方、現物の確認ができない点、オークションという形で出品している場合は必ずしも安い値段で買えるわけではないという点はデメリットといえるでしょう。
フリマアプリ
ヘルビ製品が出品されているフリマアプリ、とくに「ラクマ」や「メルカリ」といったアプリのことをいいます。
フリマアプリも、大量仕入れ先として非常に優秀です。
何が優秀なのかといいますと、「個人と交渉ができる」という点が最も重要になります。
値段交渉をして相場よりも安い値段で商品を購入することはもちろん、同じ商品を大量に購入することもできるのです。
なぜ、フリマアプリに実店舗でないのにも関わらず、大量の商品が販売されているのでしょうか。
その秘密は、「ヘルビ製品にも消費期限がある」ということを知ることで解き明かせます。
というのも、同様にせどりを行った人にとって、在庫が捌けない時間は苦痛です。
特にせどりの初心者ですと、「はやく捌きたい」と焦ってしまいます。
そんな人たちにとって救世主となるのがこうしたフリマアプリです。
フリマアプリでは、値段さえ安ければ多くの商品が素早く売れていくため、
そうした方は安い値段で捌こうとします。
そこで、アマゾンを利用できる方が買い取るのです。
また、直接交渉することで同じ商品を大量に仕入れることもできます。
特に同じ商品をたくさん出品している人は狙い目です。
交渉でうまく引き出してみましょう。
ただし、このときは消費期限には気をつけてください。
消費期限の切れた商品はamazonで販売できないからです。
短くとも1年程度はあったほうがいいでしょう。
ヘルビせどりをするための「カテゴリー販売許可申請」について
旧へルビカテゴリ商品、今では「ドラッグストア」と「ビューティー」カテゴリに
わけられている商品をアマゾンで販売する場合、販売許可申請が必要です。
通常、画面の指示通りの書類と選択肢をクリックしていけば問題なく許可申請が降りるのですが、ヘルビせどりではあるものが必要になってくるのです。
それは、「商品を卸したという請求書」です。
この請求書が最も重要な問題になってきます。
請求書には条件があり、具体的には以下のようなものが該当するのです。
「1. 請求書に記されている数量は30点以上であること」
「2. 小売店ではなく、専用の卸売り業者であること」
「3. オンライン小売業者からの請求書ではないこと」
つまるところ、「卸売業者から30点以上同じ商品を仕入れている証明」が必要なわけです。
ただ、アマゾンの販売許可は担当者によって結構判断が違っているらしく、
ネット卸売りサイトの請求書でも通ったという人もいれば、実店舗でしか通らない、というひともいます。
確実性を重視するのであれば、できる限り実店舗の卸売り業者をインターネットで検索して購入してきましょう。
都心などには様々な卸売り業者がいるので、そうそう店舗の捜索に困ることはないでしょう。
ちなみに、人によってはなぜか「必要要件を満たしているのにも関わらず販売許可申請が降りない」という人もいるようです。
実際に数十回請求書を送ってやっと申請が通りましたという方がいるので、
このときは、諦めずに同じ請求書で送ってみましょう。
ポイントとして、噂では審査担当が朝昼晩で担当者が変わると言われているので,
朝昼晩送って違う担当者に審査してもらいましょう。
なお、請求書が通ったからといってすぐさま販売許可申請がおりるわけではありません。
その後、アマゾンから電話が来ますのできちんと応対してください。
ここまでやってようやく販売許可申請がおります。
まとめ
前述したように、ドラッグストア、あるいはビューティーカテゴリを申請する際には大変な苦労が必要な場合があります。
ただ、体験談を見てみると、特にドラッグストア関連の商品は販売申請が大変難しいとされています。
もしせどり初心者なのであれば、ビューティーカテゴリからはじめるのもいいでしょう。
なお、メルカリやラクマで仕入れる場合、すべて新品であることを確認してください。
ドラッグストアとビューティカテゴリのものは、中古で出品をするとペナルティを受けてしまうからです。
もし一定期間販売できなかったのであれば、メルカリやヤフオクで売り払うのがベストでしょう。
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