Monozon(モノゾン)というアプリ、あるいは拡張機能があります。
これはせどりを行うときに大変便利なものである「モノレート」というものの拡張機能です。
せどりを行うときは特に重要になるので、必ず導入しておきたいものになります。
ここでは、モノゾンとはどんなものなのかということと、モノゾンの導入方法についてまとめていきたいと思います。
・「Monozon」とは? どんなところが便利なの?
Monozonは、前述したように「モノレート」の拡張機能です。
ちなみに「モノレート」はアマゾンで今現在売れているものを波によって数値化できるもので、インターネット上にページが公開されています。
もちろんいずれも無料で使用できるのですが、このモノレート、少しだけ不便な点があるのです。
それは、何がどれくらい売れたのか、具体的な数値が出ないという点です。
細かい売れ行きの遷移を見ることができないので、急に売れ始めて流行がきた商品を判断することは容易な一方、徐々に売れ始めている兆候を判断することは困難だといえるでしょう。
特に、大量に利益を出そうとするのなら、売れ始める兆候を掴む必要があるので、この欠点は決して少なくないものでした。
そんなときに開発されたのが「Monozon(モノゾン)」です。
これのおかげでモノレートで、「何が何個売れたのか」を判別することができるようになったので、売れ始める兆候を掴むことができるようになりました。
さらに、直近3ヶ月の商品の売れ行きをもとにして、次の3ヶ月にその商品がどの程度売れるのかというデータも紹介してくれます。
もはやせどりを行うのであれば、無くてはならないものだといえるでしょう。
では、このアプリ/拡張機能は、どのように導入すればいいのでしょうか。
・Monozonの導入方法について
Monozonを導入するのはごく簡単です。
パソコンであればGoogleのウェブストアから「モノゾン」を探し、「chromeに追加」をクリックするだけです。
スマホの場合はスマートフォンのAppstoreもしくはGoogle storeから同じモノゾンを探し、通常のアプリのようにダウンロードして導入しましょう。
スマートフォン版に関してはデータを見たい商品の型番を検索して、データを見たい商品をクリックするとデータを見ることが可能です。
いずれにしても導入方法は簡単なので、せどりを行う方は、ぜひ導入してください。
・モノゾンの使い方! 仕入れの判断はどう行う?
前述したように、モノゾン自体はモノレートの拡張機能なので、導入のあとはモノレートにアクセスして普段通り商品を検索するだけで使うことができます。
導入に成功していれば、デフォルトでモノレートに表示される「波」以外にも、数値がしっかりと表示されているはずです。
もし数値が表示されていないという場合は、再起動を試すか、前述したようにブラウザが異なっている可能性があるので確認しましょう。
いずれにしても簡単に使うことができますが、ほとんどのデータがそうであるように、このデータが表示されているだけでは何にもなりません。
データは、その判断をしてこそ意味があるのです。
では、モノレートの数字をどのように活用し、どの程度ならば仕入れるべきだと判断すればいいのでしょうか。
結局のところ、仕入れるか否か、という判断は個人の判断に任せられます。
究極的には、それぞれの人々が備えている勘が全てを握るといってもいいでしょう。
しかしながら、無闇やたらに勘で商品を買っていると、いつかは当たるかもしれませんが、基本的には不良在庫を抱えることになってしまいます。
そこで、多くの方は仕入れるかどうかをデータに則って判断しているのです。
具体的には、「売れている状態と売れていない状態の波」「利益はどれくらい出るのか」という二点で判断を行う必要があります。
それぞれについて簡単な解説をしていきましょう。
1. 「波」について
商品というものは、基本的には新商品あれば多くの人が買い求め、旬を過ぎた商品は徐々に需要が落ち込んでいきます。
しかし、商品の中には稀に継続的な需要が発生し、ある程度売れている状態とあまり売れていない状態が繰り返し訪れるものが存在します。
服飾品や娯楽品などがそれに該当するといえるでしょう。
そして、この売れている状態とそうでない状態が繰り返し訪れることを「波」といいます。
多くの波があるということはそれだけ高需要であるということです。
そこで、仕入れの判断を行う際はこの「波」が直近3ヶ月以内に10回以上あることを目安にしましょう。
2. 利益が出るかどうかについて
せどりを行う際に最も重要なのは、「その商品を購入して、利益が出るのか,売れるのか」という点です。
10000円で仕入れた商品を10000円で売っていては送料や手数料分だけ損ですし、出来る限り高利益を見込まなければなりません。
よって、仕入れるときは、その商品が現在の価格以上の価格で売れたことがあるのか、という点に気をつけましょう。
そのうえ、現在の仕入れ値のものを販売したあと、少なくとも1000円以上の利益が出るのか、という点に気をつけてください。
ただ、元値が2500円を下回るものについては除外します。
この際に気をつけたいのが、価格の推移表で最も高い価格を参考にしないようする、という点です。
最も高い価格でも継続して売れ続けるのなら問題ありませんが、最も高い価格で需要がぴたりと止んでいたり、がくっと商品の売り上げが落ち込んでいたりするのなら、その価格ではまず売れないということです。
損得計算をする際は、必ず「売れる価格」を見るようにしましょう。
・まとめ モノゾンはデータを活用してこそ役に立ちます
繰り返しになりますが、モノゾン単体では単純にデータを表示するだけです。
なので、導入して活躍させるためにはしっかりとデータの活用法を知っておかなければなりません。
上述した仕入れの判断はあくまでもひとつの基本なので、もし自分なりの法則を見つけたりしたのなら、その判断で仕入れてみてもいいかもしれませんね。
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