世の中には様々な「せどり」が存在しています。
この世に存在する、あらゆる作品がせどりの対象になっているといっても過言ではありません。
ただ、それゆえに自分があまり詳しくないジャンルはついつい敬遠してしまい、得意なジャンル、あるいは知見の深いジャンルばかりを選択してしまっているのではないでしょうか?
正直な話、それは非常にもったいないことです。
確かに、手広く商品を扱いすぎて失敗するという体験談を耳にすることは多いかもしれません。
しかしながら、ひとつのジャンルだけに固執してしまうことは、売り上げを伸ばす際、大きな問題になってのしかかってきます。
よって、転売で儲けるためには、いわゆる「おいしいジャンル」を見極めて選択することが大切なのです。
そこでここでは、そんな「おいしいジャンル」のひとつである、革靴についてまとめていきましょう。
革靴転売の簡単なやり方について
革靴転売のやり方は、基本的には他の商品と同様です。
すなわち、「売れる商品」を見つけ、「安く買い」、「高く売る」の流れが基本的な流れになります。
革靴であれば、中古アパレルショップや中古靴屋などで革靴を買い、ヤフオクやメルカリといった場所で売る、というのが基本的な形になるはずです。
普段見ない人にはあまり縁がないかもしれませんが、一般的な中古ショップでも革靴を見る機会はそれなりにあります。
例えば「セカンドストリート」をはじめ、総合中古ショップでも、革靴を見ることは難しくないでしょう。
ただし、革靴転売をするのであれば、商品を売る前に商品のリペア作業をこなさなければなりません。
というのも、革靴は状態による値段の上下が激しいからです。
しっかりとした修理作業をしたものとそうでないものの差は一概にはいえませんが、場合によっては利益に2倍以上の差がつくこともあります。
よって、革靴転売をはじめようと思ったのであれば、まずは革靴の修理作業を行わなければなりません。
とはいっても、皮を縫い付けたり、破れた靴底を直したりといった作業をする必要はありません。
要は見た目を修理して、きれいにさえすればいいのです。
以下では、革靴転売をする上で大切な、革靴のリペア作業についてまとめていきましょう。
革靴のリペア作業について
革靴のリペア作業は、「いかに見た目をよく魅せるのか」ということに終始します。
革靴の審美性については人それぞれだと思いますが、一般人から見たときの「よさ」は、光沢の具合が多くを占めるでしょう。
よって、革靴のリペア作業は、大きくわけて「磨き」と「光沢つけ」の二つに分類されます。
まずは、革靴の汚れをさっと落としましょう。
汚れを落としたら、今度はワックスを薄く塗りつけましょう。
この時点では、若干ワックスのべたつきが残っていても問題ありません。
次に、ブラシの先端をほんの少しだけ水で濡らし、べたつきがなくなるまで革靴を擦ってください。
べたつきがなくなったら、繊維の細かい布にワックスを少量たらし、磨きましょう。
仕上げに、女性用ストッキングといった目の細かい布でこすり上げてください。
あまり力を入れすぎると光沢が落ちてしまうので、軽くこするのがコツです。
以上が、簡単な革靴のリペア作業です。
カカトがつぶれていたり、形が悪い場合はシューキーパーなどを使うといいでしょう。
革靴を仕入れるときは、どんなものを仕入れればいいの?
革靴を仕入れる際、問題になるのはそのブランドだと思います。
革靴のブランドには様々なものがありますが、詳しくない人にはどれも同じようなものに見えるかもしれません。
ただ、革靴は決して安くない買い物であるため、基礎構造がしっかりとしているかどうか、あるいは素材がしっかりとしているか、そうした、「商品への信用」がとても大切になってくるのです。
極端な話をすれば、ブランドがわからないと商品の価値を証明することができないのです。
よって、革靴を仕入れるときは、有名なブランドのものを仕入れるのが鉄則だといえるでしょう。
例えば、「REGAL」「ALDEEN」「Church」といった商品が典型的な「売れる」ブランドです。
こうしたブランド品は有名なものであるため靴屋でもそれなりの価格で販売されていますが、中古アパレルを取り扱っている店舗では、思ったよりも大幅に安く販売していることがあります。
それは前述したように、革靴は状態によって大幅に価値が上下してしまうからです。
ただ、革靴の汚れは前述したような形で磨くことによって修正することができるので、多少の汚れに関しては問題ありません。
しかしながら破れや大型の傷がついてしまっているようなものの仕入れは避けましょう。
というのも、そういった革靴には商品価値がほとんどなく、元通り修復するのも困難を極めるからです。
革靴修復の専門的な技術を持っているのならともかく、多くの人がそういった技術を習得するのは不可能な話でしょう。
よって、革靴の仕入れをする際にはまず状態を確認し、修復不可能な傷がある場合は購入しないようにしたいところです。
ただ、靴が汚れている場合、多少色がくすんでいる場合はこの限りではありません。
そういった場合でも、前述したような形で靴磨きを行えば、問題なく定価に近い価格で販売することができるからです。
むしろ、多少状態の悪い商品のほうが、利益率は高くなるでしょう。
どの程度の傷が修復可能で、どの程度の傷が問題ないのかは、ある程度数をこなすとわかるようになります。
ただ、基本的には大きい傷はかなり商品価値が下がるということを意識しておきましょう。
また、見るからに形が崩れている商品に関しても、値段が下がってしまうことがある、という点は知っておきたいところです。
まとめ
革靴の転売を行うのはそれほど難しくありません。
通常の商品を転売するときのように、あらかじめリサーチをし、中古販売店などで商品を安く購入し、高く販売すればよいのです。
ただ、その際には前述したような形で靴のリペア作業を行わなければなりません。
とはいえ、リペア作業を行うのは簡単なので、前述したポイントを読みながら行うといいでしょう。
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