メルカリは、今や多方面で活用することのできる有用なフリーマーケットアプリです。
安く買い物するにはもちろん使うことができますし、もちろん売り払うこともできます。
メルカリで仕入れをして利益を出すことさえできますし、生活用品をメルカリで補うことすらできるのです。
このように大変便利なメルカリですが、メルカリはアプリの一部ですから、機種変更の前にデータを保存しておかなければなりません。
そこで、ここではメルカリを利用している際に機種変更をする際の注意点と、メルカリで中古スマホを購入する際の注意点についてまとめていきたいと思います。
・機種変更をする前に。メルカリのデータ移行について
メルカリのユーザーデータや、入っているポイント、あるいはクレジットカードのポイントなどは、メルカリのサーバー上に保存されています。
よって機種変更先がどの機種であれ、特別な移行手続きをする必要はありません。
この点は、ローカルにトークなどが保存されているLINEなどとは大きく異なる点ですね。
しかしながら、だからといって機種変更の前に何もしなくていいわけではありません。
まずは、メールアドレスとパスワードを何かローカルなものにメモしておきましょう。
というのも、メルカリのアカウントはパスワードとメールアドレスによって制御されているため、これらを忘れてしまうとアカウントの復旧を行わなければならないからです。
特に、パスワードとメールアドレスを自動入力にしているという方は、必ず該当する情報をメモしておきましょう。
加えて、もし機種変更のために今のスマートフォンを売り払う場合は、必ず初期化を行っておきたいところです。
お店で買い取ってもらう場合は必ず初期化しなければならないので問題ないと思いますが、メルカリやラクマ、ヤフオクといった、個人で売り払う際には気をつけましょう。
初期化をしなければ、個人情報が知られてしまうだけではなく、最悪の場合、悪意ある第三者によって勝手にメルカリなどのポイントを使われてしまうかもしれないからです。
よって、中古、特に個人で今持っているスマートフォンを売り払う場合は、必ず初期化を行いましょう。
加えて、データのバックアップも重要です。
先述したように、肝心のメルカリはオンライン上でデータを管理しているのでデータ移行手続き等必要ありませんが、ほとんどのアプリはローカルにデータを保存しています。
よって、各種引越しアプリやデータ引継ぎなどによって、出来る限り引継ぎを行っておきましょう。
各写真や動画なども、可能であればパソコン等に保存しておきたいところです。
各種データのバックアップが完了したら、あとは初期化して売り払うだけです。
相場を調べたうえで売り払えば、すぐに売れるでしょう。
・メルカリで中古スマホを機種変更する際の注意点について
さて、今や中古スマートフォンを使って機種変更をするのは珍しくなくなりました。
その本体をメルカリで買う、という人も案外多いと思います。
しかし、その際には大きな注意点があるのです。
以下に、メルカリで本体を購入する際の注意点についてまとめていきたいと思います。
1. SIMの相性
SIMとは、スマートフォンで通話を行うための情報、お客様情報が保存されているチップのことをいいます。
SIMがなければ電話をすることはできませんし、外でスマートフォンを使うことはできません。
しかしながら、このSIMには相性があるということはあまり知られていないようです。
例えば、「au」のスマートフォンは「VoLTE」対応のSIMでなければ使うことはできませんし、ソフトバンクのものは同社のSIMしか使えません。
よって、今購入を考えているスマホと、使おうと思っているSIMがしっかりと合致するのかどうかを事前に調べておきましょう。
可能であれば、SIMの製造元・サポートを行っている会社などに問い合わせるのがベストです。
また、販売している人に対してSIMロックの有無も問い合わせておくといいでしょう。
2. 相場
中古スマートフォン業界は、非常に流動的な業界です。
ある日を境に、購入価格に1万円以上の差が出ることも少なくありません。
よって、購入しようとしているスマートフォンが「本当に安いのか」という点は必ずリサーチしておきましょう。
インターネットなどで検索すれば、今現在のアクティブな価格を知ることができるはずです。
せっかくメルカリで購入するのですから、安く購入しなければ勿体ありません。
もし店のほうが安いのなら、補償がついている上に現物の状況も見られる店のスマートフォンを購入したほうがいいからです。
3. 必要な情報が掲載されているか
メルカリでスマートフォンを販売するとき、メルカリ側では「IMEI番号」の掲示を義務付けています。
もしこの番号が提示されていないのなら、盗難されたもの、あるいは電源が入らないというトラブルを抱えたものの可能性があります。
ただ、この番号が提示されているからといって油断することはできません。
端末代金の支払いが終わっていない可能性があるからです。
しかしながら、IMEI番号があれば、下のURLから番号を入力することで、支払い状況を把握することができます。
- ドコモ http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/top.php
- au https://au-cs0.kddi.com/FtHome
- ソフトバンク https://ct11.my.softbank.jp/WBF/icv
ここで番号を検索し、「ネットワーク利用制限」に「○」と表示された場合は問題なく使うことができます。
もしそれ以外が提示されている場合は、基本的にそのスマートフォンを購入することはできません。
その出品は、メルカリのルールに反しているか、あるいはネットワークについて無知な出品者です。
もし購入するものがiPhoneなのであれば、「アクティベーションロック」がかかっていないかどうかを調べておきましょう。
出品者に問い合わせておけば、ロックがかかっているかどうか確認してくれます。
・まとめ
メルカリで中古スマホを購入する場合は、色々な注意点があります。
中には、きちんと把握していなければせっかく購入したスマホが使えず、トラブルに巻き込まれる可能性もあるので気をつけましょう。
メルカリのデータ移行はサーバー上で管理されているため、メールアドレスとパスワードを覚えていれば何の準備もすることなく移行することができます。
ただ、前述したとおり他のアプリデータなどは必ずバックアップを保存しておきたいところですね。
コメント