メルカリのトラブル対処法。横取りキャンセルなど出品側の目線で解説。

mercari-trouble1 メルカリ

メルカリはとても便利ですが、一方でトラブルに巻き込まれることもあるでしょう。

 

特にひとつの商売としてメルカリを利用している場合、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。

 

しかも、普段からトラブルに巻き込まれないようにしていたとしても、落札者の中にはメルカリのルールもよく読まないような人もいるため、そういった人のトラブルに巻き込まれることも少なくありません。

 

では、万が一トラブルに巻き込まれたときにはどうすればいいのでしょうか。

 

以下に、出品側としてメルカリを利用した際、トラブルに巻き込まれてしまった場合の対処法についてまとめていきたいと思います。

 

・メルカリのトラブルについて。困ったら事務局に

 

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メルカリにはトラブルに対処するために事務局があり、

基本的には「お問い合わせ」から事務局に連絡をすることでトラブルは解決します。

 

しかしながら、時にはメルカリ事務局に問い合わせても対応してくれないトラブルもありますので、それぞれについて解説していきましょう。

 

1. 商品を「横取り」された

 

メルカリには「メルカリボックス」というコミュニティがあり、そこで培われてきた独自ルールが存在します。

 

それが「値下げ交渉」のあとの「専用」です。

 

例えば、1万円で出品している商品を9000円にして欲しいという人がいたとします。

 

出品側はこれに応じ、9000円に値下げをしたとしましょう。

 

しかし、購入側も一日中メルカリを見ているわけにも行かないので、実際に値下げされてから購入するまでにタイムラグがあります。

 

このとき、第三者に買われてしまわないようにするのが、「専用」という文化です。

 

メルカリに溢れ変える「○○様専用」という出品は、この独自ルールを使ったものになります。

 

しかしながら、コメントを読んでいない人、あるいはそういった独自ルールを理解していない人が、他人が交渉した値下げ商品を購入してしまうことがあります。

 

こうなったら、出品者はどう対応するのがいいのでしょうか。

 

メルカリのルールに従うのなら、通常通り発送する必要があります。

 

というのも、メルカリの規約にはしっかりと「専用出品は認められていない」との旨が書かれているからです。

 

よって、出品者側は「横取り購入者」に商品を販売しましょう。

 

ただ、もし気分的によくない、あるいはどうしても値下げ交渉をしてきた人に売りたいというのであれば、横取り購入をした方にその旨を伝え、双方同意のうえでキャンセルしたいところです。

 

もし相手が頑として譲らないのなら、発送を行わずに放置するほかありません。

 

しかし、そうなると当然悪い評価がついてしまいますし、最悪の場合、メルカリ事務局からペナルティとして出品停止を迫られる場合があります。

 

よって、よほどの理由がない限り、通常通り発送したいところです。

 

特に物販のツールとしてメルカリを使っている場合は、ペナルティが致命的なものになりかねません。

 

2. 購入者が受け取り評価をしてくれない

 

メルカリのシステム的に、商品を届いたら向こう側が評価をしなければ取引が完結しません。

 

いつまでも受け取り評価がされないのは、なんらかの問題が発生している可能性があります。

 

いきなり事務局に行くのではなく、まずは取引メッセージから相手に「なぜ受け取り・評価」をしていないのか、と尋ねましょう。

 

もし3日程度経っても音信不通ならば、メルカリ事務局に問い合わせてください。

 

メルカリのほうで事情を調べ、問題があれば受け取り評価をしてくれるはずです。

 

もし相手から返答があったのなら、その事情によって何をするのか決めます。

 

3. 返金を求められた/取引のキャンセルを求められた

 

メルカリでは、購入者側から発送が終わったのにも関わらず返金を求められることがあります。

 

万が一届いた商品になんらかの不備があった場合、例えば付属品がなかったり、動くものとして出した商品が全く動かなかったり、そうした場合は出品者側が返金に応じなければなりません。

 

また、説明文と画像が全く違う商品だったりした場合も、返金を受け付けなければなりません。

 

商品を返送してもらったあと、メルカリ事務局に問い合わせて返金をお願いしましょう。

 

しかし、「商品が気に入らない」「やっぱりいらなくなった」といった理由のキャンセルは認められません。

 

やはりメルカリ事務局に問い合わせ、強制的に受け取り評価をしてもらいましょう。

 

取引途中でのキャンセルを求められた場合は、基本的には応じなければなりません。

 

すでに向こう側がお金を支払っていた場合はメルカリ事務局に問い合わせ、双方合意の上でキャンセルしてもらいたいところです。

 

こうしたトラブルは、商品説明が不足していることによっても生じます。

 

状態が問題になるような商品は、「神経質な方のご購入はお控えください」と一言添えてあると後々問題になりづらいのではないでしょうか。

 

4. 商品が届かない

 

受け取り評価をもらえない理由を問い合わせると、本当に商品が届いていないことが少なからずあります。

 

そんなときは、まずは荷物の発送を頼んだところに調査依頼を出しましょう。

 

場合によっては商品が見つかり、再度送ってもらうことができます。

 

ただし、追跡依頼のついていない商品や追跡依頼のない商品は見つからない可能性もあります。

 

この場合の対応は、双方の話し合いで決めるしかありません。

 

どちらが身銭を切るかという話になるのでなかなかまとまることはないと思いますが、損をしたくない場合は商品説明のところに「追跡のない発送方法の場合、保証はできません」と一言添えるといいでしょう。

 

またメルカリに問い合わせて双方に補填をしてもらえる場合もかなりあるのでメルカリに問い合わせしてみましょう。

 

発送についても追跡機能があるもの例えばメルカリ便などを利用すると良いでしょう。

 

・まとめ

 

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メルカリにおいて、出品側でまきこまれやすいトラブルと、その対処法についてまとめました。

 

メルカリは利用するのが簡単かつ、スマートフォンから簡単に購入・出品が出来てしまうため、年何らかのトラブルに巻き込まれることが多くなっています。

 

前述したように、ある程度は商品説明の欄に注釈を入れておくことで損をするリスクを軽減することはできますが、それでもトラブルに巻き込まれることは少なくありません。

 

普段から対処法は知っておきたいところです。

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