ブランド品転売は稼げる?メリット・デメリットを解説。

resale-of-brand-goods1 物販

世の中には「ブランド」があふれています。

 

信用の証明として、あるいは品質の証明、デザインの独自性、ブランドはあらゆるものを証明しているのです。

 

その対価として、ブランドのついた商品は大変高額で取引されています。

 

商品によっては、バッグに数十万円、宝石であれば数百万円のものも少なくありません。

 

原価は言わずもがな、ブランド、つまり名前には、それだけ高い価値があるといっていいでしょう。

 

色々な人が欲しがるのであれば、それはつまり転売の対象になりえます。

 

ここでは、そんなハイブランド商品を転売する方法と、そのメリット、デメリットについてまとめていきましょう。

 

ブランド品の転売方法について

 

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ブランド品を転売するために重要なのは、何よりも仕入先です。

 

ブランド品は有名なものであればあるほど高額かつ安定して売ることができるので、売る場所に困ることはありません。

 

しかしながら、そういったブランドは当然どこも高値で売っているため、なかなか仕入先を見つけることは難しいのです。

 

具体的な仕入先は「フリーマーケット」「古物市」「店頭」「海外」の4つになります。

 

フリーマーケットは、インターネットのものを含め、それなりに安く仕入れられる可能性があるでしょう。

 

というのも個人間で売りにだされるものであるため、店舗で売りにだされるときのように、しっかりとレートを調べているわけではないからです。

 

最も格安で売ることができる反面、場合によっては贋作を掴まされる可能性も捨てきれません。

 

個人間で取引を行うときは、必ず商品のタグや装飾を確認しましょう。

 

古物市は、鑑定済みのものが登場するため、ある程度は安心して買い物ができます。

 

しかしながら、古物市に入るためには古物商の免許がいったり、招待がなくては入れなかったりするのです。

 

古物商の免許は持っておくと何かと便利なので、もし古物市で仕入れを行うのなら取っておいてもいいでしょう。

 

店頭は、最も気軽な仕入先です。

 

ブックオフをはじめとした中古品店や、バッグ専門店のセールなどがねらい目でしょう。

 

こちらはある程度足を使わなければならないうえ、

必ず定価以下で入荷できるとは限らず、仮に入荷できたとしても利益率がそれほど高くないのが問題です。

 

海外は、手続きが面倒かつ仕入先を探すのが大変な一方、かなり利率のよい方法です。

 

しかも継続的に行うことができるので、独自ルートの販路を開くことができれば、本格的に月収100万円以上を目指すこともできるでしょう。

 

ブランド品転売のメリット、デメリットは?

 

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ブランド品を転売すること自体は、多くのメリットがあり、もちろんその裏目も存在します。

 

以下では、それぞれのメリット、デメリットについてまとめていきましょう。

 

ブランド品転売のメリット

 

最も大きなメリットは、「時間に対する利率がよい」という点です。

 

転売するブランドによりますが、ものによっては利率50%を超えるようなものもあります。

 

しかも作業時間はそれほど長くない、場合によっては1日15分程度で月収10万円以上を達成することも可能です。

 

ほかの転売では作業時間がどうしても長くなりがちで、時間あたりの効率がとても悪くなってしまいます。

 

その点、ブランド品転売であればそれほど長くない時間帯で利益を出せるため、忙しい人でも稼ぐことができるのです。

 

もうひとつのメリットが、「ブランド品転売を行っている人が少ない」という点です。

 

あらゆる転売に共通した話ですが、転売はライバルがいなければいないほど楽に行うことができます。

 

需要が高すぎればそれだけ値段もあがりますし、安く仕入れることが難しくなるのは事実です。

 

しかし、ブランド品転売は仕入れルート確保の困難さをはじめ、

後述するデメリットのせいで、それほど多くの人が参入していません。

 

よって、ブランド品転売は利益率がよく、作業時間も短いうえにライバルも少ないという、転売にとって理想的な環境が整っているといっていいでしょう。

 

ブランド品転売のデメリット

 

もちろん、ブランド品転売にはデメリットも存在しています。

 

第一に、転売を行うために資金がいります。

 

どの程度稼ぐかにもよりますが、初期投資がほかの転売よりも高くつくのは、ブランド品転売のデメリットだといえるでしょう。

 

ブランド品を一定以上仕入れるのですから、当然値段はそれなりに高額になります。

 

たくさん稼ごうとするのなら、それだけ高額な資金がいるでしょう。

 

第二に、偽物をつかまされる可能性があります。

 

前述した通り、ブランド品には一定の個数偽物が存在しているのです。

 

そのクオリティは様々ですが、中には鑑定士でも真贋の判定に迷うような、本物そっくりのものもあります。

 

万が一そういったものを掴まされてしまったら、クーリングオフやお店間の制度を駆使して損をしないようにもできますが、万が一気づかずに商品を売ってしまった場合、そのアカウントにペナルティを負う可能性も頭に入れておきましょう。

 

よって、商品を売る際はひとつひとつ、検品を行わなければなりません。

 

しかもブランドによって偽物と本物の判別方法は違うため、それに関する知識がいるという点もデメリットでしょう。

 

とはいえ、真贋の判断方法は今やインターネットである程度出回っているため、情報を得るのにそれを時間がいるわけではないという点は意識しておいてください。

 

第三のデメリットは、販売までにそれなりに時間を要するという点です。

 

ブランド品はよく売れますが、一日の流通量がとても多いわけではありません。

 

よって、それなりの期間在庫を抱える可能性もあります。

 

次々と商品が売れていく消耗品系のせどりと比べると、この点もブランド品転売のデメリットといえるでしょう。

 

まとめ

 

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ブランド品転売のメリットは「せどりの理想的な対象」だという点、デメリットは「ハイブランド特有の偽物の存在」です。

 

ブランド品転売は先述したように大変高額な儲けになりますが、一方でデメリットとリスクがあることも事実です。

 

必ずメリット、デメリットを理解したうえで、信用のできる場所で商品を購入するようにしましょう。

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