せどりすとの設定方法とは?使い方やメリット・デメリットも丁寧に解説。

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せどりは一般の人が副業として行うのに、とても有用な稼ぎ方です。

 

実際、元手がごく少ない状態からたくさん稼いでいるノウハウがネット上に散見されますし、それほど多くの人がせどりを行っているということでもあります。

 

ですから、せどりを楽にするためのツールもまた、ネット上にたくさん存在しているようです。

 

そんなツールのひとつが「せどりすと」です。

 

これは無料でも提供されているツールで、特に店舗せどりを行う人にとっては大変ありがたいツールになります。

 

ここでは、そんな「せどりすと」の設定方法、使い方、メリットデメリットについてまとめていきましょう。

 

せどりすととは? 何ができるの? 設定方法について

 

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せどりすとは、iPhone専用アプリです。

 

バーコードを読み取り、その品を売ったときにどの程度の利益が出るのか、ということを教えてくれるアプリになります。

 

例えば、「ブックオフ」等で商品を仕入れる場合、わざわざひとつずつ商品を検索する必要がなくなるわけですね。

 

つまりせどりすとは、時短にも、効率化にも使うことができる、大変優良なアプリといえるでしょう。

 

しかも、設定を行うことでより便利なアプリにすることができるのです。

 

そこで、以下ではそれぞれの項目について設定方法を紹介していきたいと思います。

 

粗利・順位

 

「粗利」とは、ある商品がアマゾンの最低価格で売れた場合、何円以上利益が出るのかという意味です。

 

この設定を「100」にしていれば、100円以上得をする商品を検索することができます。

 

「順位」とは、アマゾンの売れ筋ランキングを参照する機能です。

 

ここに1000と入力すると、1000より上の商品を参照することができます。

 

粗利計算パラメーター

 

ここは、自分の出品形態にあわせて設定しましょう。

 

「大口出品者」か「小口出品者」かは、アマゾンでどのように出品しているのかを選択します。

 

「FBA利用」はアマゾンの倉庫であるFBAを利用しているかどうかを選択、「FBA在庫滞留想定期間」は、どの程度の時間在庫として抱える予定があるのか、ということを入力してください。

 

仕入れ基準原価設定

 

「出品なし時は参考価格で計算」はオフにしておいて問題ありません。

 

「最安値基準」は「新品・中古含む」を選択しておきましょう。

 

「粗利計算に原価として組み入れる」はオンにして、「原価基準」を「確保利益率」、「80%」にあわせるといいでしょう。

 

このあたりは送料や売っている場所によって異なるので、自分なりに弄ってみてもいいでしょう。

 

その他

 

レビュー取得と商品イメージ取得をオンにしたら、あとは動作上の設定なので特に弄らなくても問題ありません。

 

設定に関しては以上です。

 

次に、せどりすとの実際の使い方についてまとめていきましょう。

 

「せどりすと」の使い方について

 

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設定を終えても、使い方がわかっていなければせっかくのツールも無駄になってしまいます。

 

ただ、せどりすとの使い方はそれほど難しくはありません。

 

以下に簡単な流れと解説をまとめていきたいと思います。

 

せどりすとを起動、商品のバーコードを読み込む

 

せどりすとを起動して左上のバーコードボタンを押すと、カメラが起動します。

 

バーコードをカメラに納めると、自動で商品を読み込み、アマゾンのレートを検索してくれます。

 

もし失敗しているようなら、右上の矢印ボタンから「失敗アイテム再読み込み」を押しましょう。

 

それでもダメなら、13桁の「JANコード」を入力してください。

 

正常に読み込みがされたら、商品のレビューとともに「粗○○円」と表示されると思います。

 

例えばここに「1000円」と表示されていた場合、この商品を1000円より安く入手することができれば、得をすることができる、という意味です。

 

実際の商品価格を確認、仕入れの判断をする

 

「粗○○円」以下の価格で商品が販売していたのなら、次は商品情報を確認しましょう。

 

リストの一覧で「仕入れ候補」をタップすると、商品の情報が表示されます。

 

ここでは、アマゾンのレビューと、出品者の一覧が表示されるのですが、重要なのは左下の折れ線グラフマークです。

 

ここをタップすると、「価格の推移」とランキングの推移が表示されます。

 

その中でも重要なのがランキングのグラフです。

 

このグラフの上下の数が大きければ大きいほど、その商品は売れ安いと思ってください。

 

ただ、商品自体が安かったときにしか売れていなかったりするのなら、今の最安値で売れるのかどうか考える必要があるでしょう。

 

以上の情報を確認して、問題がないようならそのまま仕入れてください。

 

せどりすとのメリット・デメリットは?

 

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せどりすとは、上述したように大変便利で、かつ簡単な道具です。

 

店舗せどりをするのなら、ぜひ持っておきたいツールのひとつだといえるでしょう。

 

では、具体的にメリット、デメリットはどこにあるのでしょうか。

 

せどりすとのメリットは?

 

せどりすとを使うメリットは、何よりも店舗せどりが簡単になるという点です。

 

バーコードを読み込むだけなので効率的にリサーチができますし、面倒な商品検索も一瞬ですみます。

 

実際、せどりすとを利用する人のほとんどは時間効率的な問題でこのアプリを利用しているといってもいいでしょう。

 

せどりすとのデメリットは?

 

一方で、せどりすとは店舗で「バーコードを使わなければならない」というデメリットがあります。

 

店によってはせどりを防ぐためにバーコードの上に値札を貼ったり、「店内撮影禁止」を掲げているお店もあるからです。

 

また、店舗にわざわざいかなければならないという点もデメリットでしょう。

 

近所に中古を取り扱っているお店が複数あるのならまだしも、実店舗が遠い場合はそれだけでも負担になってしまうのです。

 

その点は、インターネットだけで完結する電脳せどりと比べるとデメリットを抱えている部分といえるかもしれません。

 

まとめ

 

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せどりすとは大変便利なツールですが、デメリットもあります。

 

また、せどりすとは情報を提供してくれるだけのツールなので、あくまでも判断するのは自分であるという点に注意しましょう。

 

ぜひツールを使いこなし、利益率のよいせどりを行ってくださいね。

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