物を売る際、利益を出すための鉄則は何よりも「安く仕入れて、高く売る」という点です。
かつては行商人などが「仕入れ」を担っており、地域特産のものを都市部で高く売っていましたが、今現在、社会はグローバル化の一途を辿っており、地域でしか入手できないものは稀です。
しかしながら、たとえ現代であっても、「安く仕入れて高く売る」ことは可能です。
そこで、ここでは物販の大基礎である、「安く仕入れる」ことのできるサイトについてまとめていきたいと思います。
・安く仕入れるためにはどんなサイトを使えばいい?
安く仕入れるのは、基本的に「仕入れサイト」を利用するか、「店舗仕入れ」をする必要があります。
ですがここでは、電脳せどりを解説していきますので、「仕入れサイト」について説明していきます!
仕入れサイトは、小売業者が使っていることの多いですが、最近では個人でも使うことが可能です。
次からは、個人で使える仕入れサイトの内、特に安く仕入れやすいものについてまとめていきたいと思います。
1. NETSEA(ネッシー)
日本国内の仕入れにおいては、他の追随を許さないほどの企業が出展しているサイトです。
会員登録と年会費は無料になっており、もちろん個人でも仕入れが可能と、
仕入れをはじめにするのなら最もスタンダードなサイトといっても過言ではありません。
一方、企業が直接出展しているので取引できる企業は限られており、また、価格も申請を行わなければ見られないなど、今その場の金額を比べたい場合は不便なことも多くなっています。
また、最大級の仕入れサイトであるゆえにジャンルも雑多で、利用者も多いため、狙った商材が獲得しづらいという点もひとつのデメリットだといえるでしょう。
2. 商材王.com
家具やインテリアに強いサイトです。
ドロップシッピングという形の仕入れを行っているため、
在庫を抱えたくないという人にはぴったりのサイトだといえるでしょう。
ドロップシッピングとは、商品を仕入れなくても良くて、売れたら製造元や卸元が直接発送や請求を行ってくれる取引方法であり、在庫を抱えたりする必要はありません。
年会費、および会員登録費用も無料なので、元手がほぼないけれどビジネスをはじめたいという方にとっては最適なサイトになります。
ドロップシッピングのために家具やインテリアの画像素材を提供していることも特徴的で、販売するときにわざわざ写真を撮影する必要もありません。
3. Cmall
中国の製品をメーカー直販で購入できるサイトです。
会員登録と年会費はもちろん必要なく、納品もはやめです。
なお、商材対象は限られており、基本的には服飾品系のみとなっています。
中国の商材はある程度安いことで知られており、仕入れ値はかなり抑えることができます。
その分、どのようなアプローチで販売を行うのかという点を気をつけなければならないでしょう。
4. 卸問屋.com
幅広い商品を取り扱っているサイトです。
年会費・会員登録費用無料で、数多くの商材を手に取ることができます。
最も重要なのは、このサイトが2006年から同サービスを運営しているという点で、安心感があるという点です。
値段も会員登録のみで見ることができるため、比較して仕入れる際にも有用なサイトです。
また、自社ブランドの製品も取り扱っており、この製品はかなり安めで利益が出やすいのも特徴だといえるでしょう。
5. Rダイレクト
ネットオークションの利用はできませんが、個人事業主でも卸が可能なサイトです。
商品データおよび、商品画像の配布があるので宣伝がしやすく、初心者にもオススメのサイトです。
加えて、販売した商品をお客さんのもとに直接送ることもできるため、
在庫をかさばらせることが嫌な人にはおすすめです。
一方、事業をはじめてからしか仕入れを行うことができないため、
元手がないと卸をすることもできません。
6. Mマート
運用実績は2000年から行われており、インターネット卸屋としてかなり古くから存続しています。
会員登録および年会費が無料なのですが、その最も大きな特徴は会員登録をしなくとも商品を仕入れることができる点です。
さらに値段も見ることができるので、他のサイトと値段を比較しつつ仕入れ先を考えることができます。
この点は何よりも大きなメリットだといえるでしょう。
7. マルモトネット
創業から60年を超える企業のブランド品を仕入れることができるサイトです。
創業60年という点からアピールがしやすく、販売の際にもアプローチが簡単なのは大きなメリットです。
ただし扱っている製品は丸本商事の商品のみなので、キッチン・インテリア雑貨といった商品のみになっています。
加えて、一企業の卸サイトらしくパートナーランクが設定されており、ランクがあげればあがるほど=良いパートナーになればなるほど、安く商品を仕入れることが可能です。
ただ、パートナーランクは取引金額に依存するので、小規模な商売を行う場合は向いていないかもしれません。
8. 卸.net
バッグに特化したサイトです。
新着商品・ブランド品・予約商品など、様々なバッグを見ることができます。
当然バッグのみしか仕入れることができないので、他の商材を探している人にとってはよい場所とはいえません。
9. 卸のまいど
中国の商品をおろしているサイトです。
中国における有名な場所に事務所を構えているので、安い商品を仕入れることができます。
また、代引きで直接配送をすることもできるので、その点に関しても有用です。
10. 豊明卸問屋ドットコム
鉢物を中心に仕入れを行うことができるサイトです。
植物を販売する場合は、真っ先に選択肢にあがるサイトでしょう。
鉢物に関してはかなり強く、詳細に欲しい商品を仕入れることができます。
ただし、植物以外を取り扱う場合はそれほど有用なものではありません。
11. メルカリ
日本最大級のフリマアプリ/サイトです。
多岐にわたる商品が中古で販売されており、品揃えは間違いなく最大級だといえます。
また、値段つけを行うのは素人だということもあり、非常に安く仕入れることが可能です。
さらに出品者との交渉も行うことができるので、手間を惜しまないのなら優秀なサイトです。
・結局どこが一番利益が出るの?
最も多くの利益が出るのは、間違いなくメルカリです。
ただし、同じことを考えている人も多くいるため、いつ購入するのかを考えておかなければなりません。
僕自身メルカリ仕入れをしていますが、仕入れを行う人と差別化できればかなり利益を取ることができます。
交渉を行う場合は多少手間がかかりますので、そのあたりも理解したうえで上手く利用しましょう。
また、安定度でいえば企業から仕入れを行うことのできるサイトがいいでしょう。
取り扱う物品を絞っているのなら、専門性の高いサイトがぴったりです。
何を仕入れたいのか、など明確になるとどのサイトを利用すればいいのかがわかってきますが、これから始める方は「メルカリ」が使いやすいと思いますよ。
コメント